勝ち組 group of winners 2004 2 4

 勝ち組の投資家は、「勝ち数」よりも、「負け数」の方が多いと思います。
これは、プロ野球と違います。
なぜかというと、投資家は、勝った数は、関係ありません。
これは、意味がないのです。
投資家は、勝った数ではなく、お金をいくら増やしたかが重要なのです。
 だから、あまりにも、勝ちに、こだわる投資家は、負け組だと思います。
そういう投資家は、「損切り」ができません。
だから、「大敗」をする可能性が高いのです。
たとえ、9連勝しても、次が大敗してしまうと、負け組です。
かつて、数年前にあった「ITバブル相場」の時に、
今まで勝って儲けた財産を、1回の大敗で、すべて失った投資家が多いのです。
 勝ち組の投資家は、自分の過ちに気づけば、マメに「損切り」をします。
だから、負け数が多くなると思います。
 誰でも失敗はあります。
その時、素直に「失敗」を認めることができるか。
これが、「勝ち組」になるための条件です。
「失敗」を認めない者は、反省ができません。
反省ができない者は、何度でも、同じ過ちを繰返します。
だから、「負け組」です。
プライドが高い者は、この「負け組の投資家」になる可能性が高いのです。
たとえば、政治家、官僚、名門企業などが、その可能性が高いでしょう。
 何と、投資家とは、きびしいことかと思ったでしょうか。
しかし、これは、人生も、企業も、同じです。
人生も、企業も、この「勝ち組と負け組の法則」が当てはまります。















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